「みんなの肌潤糖」シリーズには、アトピー体質の方にお使いいただける「みんなの肌潤ローション(化粧水)」「みんなの肌潤風呂(入浴剤)」が用意されていますので、アトピーの緩和にもお役立ていただくことができるかと思います。


アトピー体質の方はまずアトピーができる原因を知っておくことが大切です。原因を知っておくことで対策できる範囲がより広がるからです。




アトピーの原因とは?


アトピー、正式にはアトピー性皮膚炎は実は未だ解明されていないことが多いと言われているので、これが原因!と断定することはできません。ただ、アトピー性皮膚炎を抱えている方に共通していることが少なからずあります。


アトピー性皮膚炎の原因:乾燥肌,ストレス,家族にアトピー


例えば、乾燥肌の方はアトピー性皮膚炎に悩まされやすいです。これはお肌が乾燥してバリア機能が低下した状態でダニやほこりといったアレルゲンが侵入することでアトピー性皮膚炎が発症すると言われています。


他にも、ストレスが原因になる可能性もあると言われています。環境によって悩まされることが多いため、子どものときに抱えていなかった人でも、大人になってからアトピー性皮膚炎に悩まされることがあります。


さらには、家族にアトピー性皮膚炎を抱えている方がいると同じくアトピー性皮膚炎に悩まされる可能性が高いということもわかっています。



どこにどんな症状が出るの?


アトピー性皮膚炎の症状:かゆみ・ブツブツ・ゴワゴワ,アトピー性皮膚炎の部位:顔・脇の下・肘・膝・もも付け根・首周り


アトピー性皮膚炎の主な症状としては、かゆみを感じることです。お肌が赤みを帯びたり、ブツブツになるような場合、水分を多く含んだ湿疹である場合はアトピー性皮膚炎である可能性がさらに高くなります。かきむしることによってゴワゴワしてしまうため、見た目にも特徴が出やすいです。顔や脇の下、肘周辺、膝周辺、ももの付け根、首周りに湿疹が出やすいのが特徴的です。




アトピー性皮膚炎の効果的な対策方法


効果的な対策法がいくつかあります。原因がわかっている場合はまずはその原因を取り除くことからはじめましょう。有効とされる対策方法をまとめました。




掃除をしてハウスダストを取り除く


アトピー性皮膚炎の対策:掃除でハウスダスト除去


ダニやほこり、ペットの毛、カビが原因になる可能性がありますので、掃除をこまめに行うことが大切です。掃除機は1日に1回はかけるようにしたほうがいいですし、換気も十分に行いたいものです。掃除は床だけでなく、家具の上やカーテンも行ったほうがいいでしょう。


定期的に空気清浄機やエアコン、扇風機なども家電製品も掃除してあげましょう。


枕カバーやシーツの交換などベッド周りも掃除もしっかりと行いましょう。




スキンケアは洗浄と保湿を丁寧に行う


アトピー性皮膚炎の対策:洗顔・クレンジング・保湿ケア・紫外線対策


日頃のスキンケアもすごく大事になってきます。まず洗顔ですが、雑菌を取り除くことが大切です。しっかりと泡立てた洗顔料でマッサージをするように洗ってあげて、ぬるま湯で洗い落としましょう。ゴシゴシと洗うのはお肌の負担になるのでNGです。


乾燥がアトピーを悪化させますので、保湿ケアも入念に行います。セラミドやヒアルロン酸など保水力を高める保湿成分が配合された乳液や美容液を使って保湿ケアを行うのが理想です。保湿ケアは洗顔後はもちろんのこと、外出前や帰宅後など1日複数回、乾燥が気になるときにも行うようにするといいです。


紫外線も乾燥の原因となりますので、日焼け止めクリームを塗るなど紫外線対策もしっかりと行いましょう。




ストレスを溜め込まないようにすること


ストレスはアトピーを悪化させる原因となります。ストレスの発散の仕方は人それぞれなので、映画鑑賞でもいいですし、スポーツでもいいですし、自分なりのストレス発散方法を見つけることが大切です。


ストレスを発散させることに加え、規則正しい生活習慣も身につけるようにしましょう。




冷やすことでかゆみを引かせる


冷たい水を当てたり、保冷材をタオルで巻いて患部に当てることでかゆみを和らげることができます。ただ、効果は一時的でしかないため、どうしても痒くて仕方ないときの応急処置的な対策として覚えておくといいでしょう。




ステロイド剤はほどほどに


アトピー治療の最終手段的な方法としてステロイド剤を使うことがよく紹介されています。


ステロイド剤は速効性があり、症状の悪化を防ぐことができるメリットがありますが、根本的な完治にはならないこと、効果が一時的であること、長期使用によって副作用や依存症の危険性があるため、頼りすぎないようにしたいものです。


ステロイド剤を使っている方は急にやめることができない方が多いので、徐々に使う量を減らすようにすることから始めてみるといいです。